【第14話】これぞプロの設計
引っ張ってくれる
伝わるプレゼン」に感動し
楽しく打ち合わせを進める中で
感じることがありました。
今までは、私たちが間取りの要望を
伝え、それをカタチにしてもらう様
な流れでした。
設計士からの提案がないので
「受け身」の印象が強かったのです。
ところが、K社の設計士Sさんは
違いました。
「引っ張ってくれる」のです。
素人の私たちが待ち望んでいた
ことでした。
会話が弾む
Sさんとの打ち合わせの中では
私たちが理解できる様な
言葉やイメージパースを使ってくれた
ので、生活イメージができたのです。
そうなると、会話も弾み
テンポよく進むのです。
その中で、プロの設計とは
細かく考え抜いた
深いものなんだと感じました。
知識と実体験
Sさんと打ち合わせを進めるうちに
プロの設計には「知識と実体験」が
備わっているのだと感じました。
この2つがあるから
「使いやすい」「暮らしやすい」
提案が可能になるのです。
さすが!!と思ったことを
挙げてみたいと思います。
「サイズ」を知っている
本(文庫・新書・雑誌等)靴、DVD
ハンガー、洋服、ランドセルなど
収納をつくるときに
モノのサイズを知っていると
本当に必要な、広さや奥行きが
分かります。
無駄に大きすぎる収納は
空いたスペースに余計なモノを
置いてしまい、モノで溢れてしまう。
結局、使えない収納になってしまう。
そうならないためにも
必要な知識なんだと思いました。
大きさだけでなく「高さ」も
必要な知識です。
机やイスの高さを教えてもらうことで
使いやすいパソコンカウンターの高さも
すんなりと決めることができました。
「実体験」を活かしている
Sさんは、自分で設計した家に
暮らしています。
そこから得た「実体験」には
説得力がありました。
窓は、北面の高い位置につけると
安定した明るさの中で暮らせますよ。
さらに、くもりガラスにすることで
光がやわらかくなります。
小上がりは、やらない方がいいですよ。
結局、段差のある家は住みづらいので。
ハンガーパイプの高さは、使いやすい
位置にしましょう。
おすすめ高さは、高すぎない位置の
床から1650ミリあたりです。
玄関には
土間側に下駄箱を置くのではなく
上がったところにある
シューズクロゼットがおすすめです。
靴だけでなく、洋服やよく外に出し入れ
するモノ(ゴルフバックやカバン等)は
玄関スペースを活用するのが一番です。
というようなアドバイスを
いただいたのです。
やはり、経験がないと思いつかない発想
実体験には「価値」があるのだと
強く感じました。
プロの設計士は
絵(図面)だけを書いている設計士
ではなく
現場(暮らし)も知っている設計士
とうことが、よく分かりました。
そして、順調に
家づくりが進んでいったのです。
つづく
◆ うなたまさんも「水素水」を設置しました!
是非、ご覧ください。
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